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更年期障害とは?

写真女性の一生は、「幼少児期」「思春期」「性成熟期」「更年期」「老年期」の5つの段階に分けることができます。4番目の段階となる「更年期」とは、ホルモンが大きく変調する時期のことであり、女性ホルモンを分泌する卵巣の働きが次第に衰え停止し、女性ホルモンが欠乏した状態から、その状態で体が安定するまでの時期のことを指します。

更年期障害の検査

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更年期障害とは?~更年期障害が起こるメカニズム~

思春期の女性の卵巣には、数十万個の卵胞がありますが、閉経が近くなる40歳前後を境にその数は急激に減少していき、50歳になると、数千にまで減少すると言われています。その減少にともなって、卵巣の機能も衰えていきます。卵巣の機能が衰えてはじめると、中でつくられる卵子(卵胞)の成熟も鈍り、卵子が育たないことにより排卵するために、それまで分泌されていたエストロゲンなどの女性ホルモンの量が減少していきます。
閉経前後の時期は、卵巣からのホルモン分泌が低下する一方で、下垂体からの卵胞刺激ホルモンは増加するため、女性ホルモンがアンバランスになっていきます。このようなホルモンバランスの乱れやエストロゲンの低下などにより、脳内の自律神経中枢の働きが失われ、その結果、のぼせや眩暈(めまい)、情緒不安定、不眠などのさまざまな身体的・精神的な不調・異変が現れはじめます。この症状を更年期障害といいます。

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更年期障害の原因は

自律神経中枢の失調が更年期障害の大きな原因ではありますが、その人の体質や性格、また他人や社会との接触による外的なストレス、はたまた子供から手が離れたことによる孤独感など、ほかにもさまざまな要因が存在しており、これらの要因が更年期障害の症状悪化を後押ししています。
更年期障害の症状は個人差がありますが、軽い症状を含めると約8割の女性が何かしらの更年期障害の症状を自覚しています。そのうち、仕事や家事が手につかず体調を崩して寝込みがちになってしまうなど、日常生活に支障をきたすほど重い更年期障害であると診断された人は、全体の約3割にもなります。

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更年期障害が始まる年齢は?

更年期は、閉経前後の10年ぐらいの期間を指します。日本女性の平均的な閉経年齢は50歳くらいと言われていますので、一般的には40代半ばから50代半ばまでの約10年間が更年期の時期にあたります。更年期が始まる時期には個人差があり、早い人では30代から始まることもあります。
更年期の始まりから閉経までの間は、これまで周期的に来ていた生理がだんだん不規則になり、生理の間隔が空いたり出血の量が減ったり、また生理があっても無排卵だったりという状態が続き、その後生理が止まります。通常、生理が止まってから1年を経過した時点で閉経と判断されます。
また20代~30代で月経が止まり、めまい、ほてり、発汗、息切れ、動悸、不眠などの症状があらわれた場合は、通常よりも早く閉経してしまう早発閉経の疑いがあります。早発閉経により、一般的な閉経の年齢より早く更年期症状が起こることを「若年性更年期障害」といいます。

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男性の更年期障害とは?

男性の更年期は、40代から60代の間です。女性だけでなく男性も、男性ホルモンである「テストステロン」の分泌が減少するため、倦怠感などの身体的な不調や、イライラする・気持ちが落ち込む・気力が持続できない・集中力・記憶力が低下する、といった心理的症状などが見られます。特にストレスを溜めこんでしまうタイプの人に発症しやすいと言われています。男性の場合は、仕事への影響も大きい上、男性の更年期障害がまだあまり認知されていないため、なかなか理解されないという辛い状況になっています。

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